近年の猛暑・酷暑は異常とも言え、在宅ワークの増加も相まって、日中の冷房使用はもはや避けられない状況です。事実、我が家(4人家族)でも、以前は休日でも外出が多かったものの、猛暑で在宅率が高まり、節約前は電気代が月2万円を超えていました。
しかし、ご安心ください! この「快適さと電気代」のジレンマは、ちょっとした工夫と家電の見直しで解消できます。実は筆者自身も、無理なく快適さをキープしながら、電気代を月5,000円以上も削減することに成功しています。
この記事では、そんな経験をもとに、冷房を効果的に使いながらも電気代をしっかり抑えるための具体的な方法を5つ、さらに「+1」の重要な視点を加えてご紹介します。エアコン機能の活用術から、ちょっとした工夫でできる室温コントロール、そして見落としがちな固定費の見直しまで、今日からすぐに実践できるヒントが満載です。
これらの方法を取り入れることで、我慢することなく快適な夏を過ごしながら、無理なく電気代を節約できるようになりますよ。

涼しく過ごしながら電気代を抑えるコツを紹介します!
この記事は元通信インフラエンジニアで電気技術者の筆者が技術者視点で解説していきます。使用する料金シミュレーション等は妻であるFP(ファイナンシャルプランナー)監修のもと作成しています。
電気代は使いながらでも節約できる

「電気代の節約と言っても、どうやって計算するの?」「漠然としたイメージじゃ、なかなかやる気が出ない…」そう感じる方もいるかもしれませんね。電気代の仕組みを具体的に理解すれば、節約のモチベーションも格段にアップします。
ご自身の電気代の内訳について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
電気代を抑えてエアコンを使いたい!こんな人におすすめ
今回ご紹介する方法は、特に以下のような方に特におすすめです。
ちょっとした工夫で、電気代は大きく変わります。大切なのは「我慢する節約」ではなく、「仕組みを理解してうまく使う節約」。誰でも簡単に実践できる冷房節約術を5つご紹介しますので、ぜひ試してみてください!
【実践編】電気代を抑えながらエアコンを使う方法5選!
では早速、今日から実践できる「電気代を抑えながらエアコンを使う方法5選」を紹介していきます!
エアコンは「自動運転」が基本!サーキュレーターで効率アップ

「電気代を気にして、エアコンの風量を『弱』や『しずか』にしていませんか?」 実は、これが電気代を高くする落とし穴かもしれません。エアコンの設定温度は電気代に直結しますが、一般的に、設定温度を1℃上げると約10%の節電効果があると言われています。冷房の設定温度は28℃が最適と言われますが、室温が高い状態で風量が少ないと、設定温度に到達するまでに時間がかかり、結果的に電力消費量が増えてしまうのです。
効率よく室温を下げるためのポイントは、エアコンの風量を「自動運転」に設定し、サーキュレーターや扇風機を併用して空気を循環させることです。
- 自動運転のメリット: 室温が設定温度に到達するまで最も効率の良い運転をしてくれます。
- サーキュレーター併用の効果: 冷たい空気は下に溜まりやすい性質があります。サーキュレーターは室内の空気を攪拌(かくはん)することで、冷気を部屋全体にムラなく行き渡らせ、体感温度を下げるとともに、設定温度到達までの時間を短縮できます。また、エアコンを使用する事で頭痛になりがちな人や喉が痛くなる人も、空気を循環させる事で改善できるかもしれません。
- ポイント: 室温が下がり、エアコンの風量が安定したら、手動で「弱」などへ切り替えるのも効果的です。
「サーキュレーターと扇風機の違いってなに?」という方は、それぞれの特徴や使い方について詳しく解説した記事もありますので、参考にしてください。
お使いのエアコンの性能や住居環境により、設定温度28℃が必ずしも最適とは限りません。なかなか室温が下がらない場合は、躊躇なく設定温度を下げるようにしてください! 室内でも熱中症になる危険性がありますので、特に小さなお子さんや高齢者の方がいるご家庭では、無理な我慢は絶対にやめましょう。
冷房効率を劇的に上げる!エアコンフィルターの定期的なお掃除

「最近、エアコンの効きが悪いな…」「風量が弱くなった気がする…」と感じたら、まずはエアコンのフィルターを確認しましょう。フィルターがホコリやゴミで目詰まりしていると、冷房効率が大幅に下がり、無駄な電力を消費してしまいます。
- 一般的な目安: 月に1回の掃除が理想です。掃除機で吸うだけの簡単な作業でもOK!
- ペットを飼っているご家庭: 毛が空気中に舞いやすいため、2週間に1回程度の頻度で掃除をすることをおすすめします。
フィルター掃除は、電気代をかけずにできる、最も手軽で効果的な節電方法の代表格です。意外と盲点になりがちなので、ぜひ習慣化していきましょう。
日常のメンテナンスとしては、フィルター清掃で十分ですが、年に一度は内部のカビ取りなどを実施したほうが、エアコンの寿命も伸ばせて衛生面も安心です。ただ、近年のエアコンは高機能化が進み、内部構造が複雑化しているため内部清掃は容易ではありません。
そこで、プロのクリーニングに依頼するのがベストです。プロが分解・洗浄・試運転まで行ってくれるので安心して依頼できます。特にペットを飼っているご家庭は、エアコン内部に毛が入る事でカビが生えやすくなりますので、年に一度は実施する事をおすすめします。

近年のエアコンは、お掃除機能がついていたりと内部構造が複雑になっています。そのため、フィルター清掃以外は素人が簡単に掃除できるような構造ではなくなっています。また、高機能なエアコンの場合、一部分解する必要もあるため電気的な知識も必要になることからプロにお任せするのが最適です。
ここで紹介するのは、エアコンクリーングのユアマイスター
です。
対象地域は日本全国、予約はWebで完結できます。万が一のトラブルの際にも3日以内の申し出で再施工・または返金に応じてくれるので安心して任せられます!詳しくは下のバナーとテキストからお問い合わせください。
また、エアコンの掃除で電気代を11%削減した内容を検証も含めて記事にしましたので参考までに読んでみてください。
室温上昇の元凶は「窓」!窓断熱で外の熱をシャットアウト
せっかくエアコンで部屋を冷やしても、外からの熱気が窓ガラスを介して侵入してくると、冷房効率は大幅に下がってしまいます。夏の強い日差しは、窓から大量の熱を室内に運び込んでいるのです。
外からの影響を最小限に抑えるためには、窓の断熱対策が非常に効果的です。
断熱フィルム
窓ガラスに貼ることで、外からの熱の侵入を抑え、室内の冷気を逃がしにくくします。

節電カーテン
厚手のものや、裏側に特殊加工が施された遮熱タイプのものを使用することで、日差しを物理的に遮断し、室温上昇を防ぎます。

日中の直射日光をカット!物理的な遮光で体感温度を下げる
カーテンやすだれを活用して、部屋に入る日差しを遮ることも大切。特に南向きの窓は要注意。外から遮る「外付けシェード」やグリーンカーテンも効果的です。
また、家の周りや庭などに打ち水をすることで、気化熱により地面の温度を下げる事ができます。エアコンや扇風機が無かった頃は、こうして温度を下げて暑い夏を乗り切っていたんですね。
日除けシェード
なんといっても熱源(直射日光)を断つのが一番効率的です。室温が2~3℃下がるほどの効果が期待できます。特に暑い日は、サンシェードに水をかけることで、気化熱により周囲の温度が下がり、さらに涼しく感じられます。

契約している「電力会社・料金プラン」を見直す!

「え、電力会社を見直すだけで電気代が安くなるの?」 はい、その通りです!意外と見落とされがちですが、契約している電力会社や料金プランの見直しは、即効性があり、かつ大きな節約効果が期待できる方法です。
2016年の電力自由化以降、様々な電力会社が多様な料金プランを提供しています。ご自身のライフスタイル(家族構成、日中の在宅時間、電気使用量など)に最適なプランを選ぶことで、無理なく毎月の電気代を削減できます。
ポイント: 地域によって利用できる電力会社やプランが異なるため、複数社をまとめて比較できるサイトを利用するのが便利です。現在の契約内容と使用状況を入力するだけで、最適なプランを診断してくれますよ。
地域によって利用できる電力会社やプランが異なるため、複数社をまとめて比較できるサイトを利用するのが便利です。現在の契約内容と使用状況を入力するだけで、最適なプランを診断してくれますよ。
冷房の使用時間帯を工夫することで、電気代が安い時間帯に重点的に使用するなど、さらに効率的な節約が可能です。

電気代を節約する方法の中で、一番効果が高いのは「契約を見直す」事です。ご自宅の電気契約がどのようなプランを契約しているか把握していますか?
もし、2016年の電力自由化以降、一度も電気料金の契約プランを見直したことがないのなら、それは年間で数万円もの電気代を無駄に支払っている可能性が高いです。電力自由化により、様々な電力会社が多様な料金プランを提供するようになりましたが、多くのご家庭では、その大きなメリットをまだ享受できていないのが現状です。
日々の節電ももちろん大切ですが、電気代を劇的に、そして継続的に節約する上で、最も効果的で、かつ一度行えば効果が長く続く方法があります。それは、現在の電気料金プランや契約会社を根本から見直すことです。
「どのプランが良いのか分からない」「比較するのが面倒だ」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。ご安心ください。そんな時に頼りになるのが、電気料金比較サイトです。わずか数分の簡単な情報入力で、あなたの使用状況にぴったりの、最もお得なプランを瞬時に見つけ出すことができます。
家計に優しい生活への第一歩として、この機会にぜひ、電気料金比較サイトを活用して、ご自身の電気代を見直してみませんか?
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思い切ってエアコンを「買い替える」ことも最大の節約に!
「エアコンは高い買い物だから…」と買い替えを躊躇していませんか? しかし、この初期投資が、実は長期的に見て最も大きな節約効果を生む可能性があります。
現在のエアコンは、10年前のモデルと比較すると、省エネ性能が劇的に向上しています。例えば、10年以上前のエアコンから最新型に買い替えるだけで、年間の電気代が1万円以上も安くなることは珍しくありません。

わが家もリビングで13年間使用していたエアコンを最新型に替えたら
年間の電気代が1万円も安くなりました!
初期投資はかかりますが、長い目でみれば、その分の費用は数年で回収でき、その後は「まるっと節約」に繋がる、まさに賢い投資です。
それと「エアコンの2027年問題」をご存じですか?簡単に説明すると、2027年に省エネ基準が見直される事が決まっていて、基準に適合しない格安のエアコンが市場から消えると予想されています。ですから、エアコンを買い替えるなら今が替え時なんです。
今年は2027年問題の前年にあたる2026年です。シーズンになればエアコンは購入できても取付工事が数カ月待ちなんてことも起こりかねません。所有しているエアコンが10年以上経過している場合は交換を強く推奨します。
エアコン購入を検討する方は失敗を避ける購入後に後悔しない選び方の記事を参考にしてみてください。エアコンは高額の家電ですから絶対に失敗したくないですよね。
また、エアコン本体と工事費込みで10万円以下を特集した記事もありますので、買い替えを検討している方はぜひ読んでみてください。
まとめ:今日から始める「賢い冷房節約術」で快適な夏を!
冷房を使いながら電気代を節約する方法を5つ、そして買い替えという「+1」の視点を含めてご紹介してきました。改めてポイントをまとめるとこんな感じです。
一つ一つの節約効果は小さいかもしれませんが、併せて実施する事で節約効果は何倍にもなります。節電は「意識する」だけでもスタートできますが、「行動する」ことで確実に成果が出ます。まずは、今日からできることを一つ実践してみましょう。
今すぐ取り組める賢い節電で、我慢することなく涼しく快適な夏を過ごしながら、家計にも優しい生活を始めてみませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事が少しでも読者の方のお役に立てたなら幸いです





