二人暮らしを始めたばかりの方も、長年連れ添っている方も、毎日の生活でかかる費用は気になりますよね。特に電気代やガス代と比べて、水道代は「そこまで高くないから」と、つい意識が向きにくい固定費かもしれません。しかし、毎月確実に発生する費用だからこそ、平均額を知り、無駄をなくすことは家計管理において非常に重要です。知らず知らずのうちに、実は高い水道代を支払っている…なんてことになっていたらもったいないですよね。
この記事では、2025年最新データをもとに「二人暮らしの水道代平均」をわかりやすく解説します。さらに、地域ごとの違いや、水道代が高くなりやすい生活パターン、そしていますぐできる具体的な節約術まで、有益な情報をぎゅっと凝縮しました。「うちの水道代って普通?それとも高い?」と気になる方は、ぜひ参考にしてください!

「うちの水道代って普通?それとも高い?」と気になる方は、ぜひ参考にしてください!
この記事は元通信インフラエンジニアで電気技術者の筆者が技術者視点で解説していきます。使用する料金シミュレーション等は妻であるFP(ファイナンシャルプランナー)監修のもと作成しています。
二人暮らしの水道代平均はいくら?

総務省「家計調査」(2024年版統計データ)によると、
二人以上世帯(世帯人員2.0人)の上下水道料金の平均額は以下の通りです。
| 地域分類 | 月額平均上下水道代 |
|---|---|
| 北海道地方 | 3,901円 |
| 東北地方 | 4,714円 |
| 関東地方 | 3,746円 |
| 北陸地方 | 4,140円 |
| 東海地方 | 3,358円 |
| 近畿地方 | 3,587円 |
| 中国地方 | 3,955円 |
| 四国地方 | 3,072円 |
| 九州地方 | 3,326円 |
| 沖縄地方 | 2,935円 |
総合的な平均
これらのデータを総合すると、二人暮らしの水道代は全国平均でおおむね月額4,000円前後が目安になります。ただし、地域による差が大きい点には注意が必要です。
たとえば、水資源が豊富で安定供給が可能な地域では、水道代が比較的安価に設定されていることもあります。中には、家賃に水道代が定額で含まれているケースもあります。地域差がかなり大きい点も押さえておきましょう。
地域別の水道代平均の違い

上記のデータを見ると、地域によって水道代にかなりの差があることがわかります。
- 大都市圏の世帯人数二人の場合で平均3,563円程度
- 地方の世帯人数二人の場合で平均3,720円
- 寒冷地の世帯人数二人の場合で平均4,252円
この傾向から、都市部より地方のほうが水道代が若干高く、特に寒冷地では大幅に高くなる傾向がみてとれます。
なぜ地方は高くなりやすい?
地方で水道代が高くなる主な理由は以下の通りです。
- 水源から住宅地までの距離が長い:浄水場から各家庭に水を供給するためのインフラ維持にコストがかかります。
- 利用者数が少ない:都市部に比べて人口密度が低いため、水道設備の維持管理費を利用者一人あたりの負担でまかなうことになり、単価が高くなりがちです。
- 管理コストが高い:老朽化した水道管の交換や災害対策など、維持管理にかかる費用が地方自治体の財政を圧迫するケースもあります。
また、寒冷地では、冬場の水道管凍結防止対策(不凍栓の設置や凍結防止ヒーターの使用など)や、積雪時の除雪作業といった特殊な維持管理費が発生するため、水道代が高くなる傾向があります。
水道代が高くなりやすい生活パターン
平均よりも水道代が高いと感じたら、まずは日々の生活を見直してみましょう。節約への第一歩は、水の無駄遣いを認識することから始まります。
朝晩シャワーを浴びる

毎日、朝晩2回ずつそれぞれがシャワーを使うと、一日の水使用量が急激に増えます。シャワー15分間で約150〜180リットルもの水を消費するため、二人分だと一日で約300〜360リットルにもなります。
湯船に浸かる習慣がある場合は、シャワーの使用時間を短縮したり、二人で間隔を空けずに入浴したりする工夫が有効です。
自炊派・料理好きな二人

自炊頻度が高い家庭では、料理の準備と食器洗いによる水使用量が増加します。特に、少しずつ調理してはすぐに洗い物をするスタイルの場合、無意識のうちに大量の水を流している可能性があります。
- 野菜を洗う際はボウルに溜め水を使う
流しっぱなしにしないことで大幅に節水できます。 - 食器洗いはまとめて行う
つけ置き洗いを活用したり、食洗機の導入を検討したりするのも良いでしょう。
トイレ・洗濯機の使い方

共同生活する上でルールを決める事ってありますよね。でも、ルールとして決めていなくても守らなければいけない事もあると思います。使ったあとは必ずトイレットペーパーを補充しましょう。思いやりが大切です。
普段何気なく使っているトイレや洗濯機も、使い方次第で水道代を大きく左右します。
- 洗濯物をまとめて洗う
家庭での水使用量のうち、洗濯は第3位を占めます。縦型洗濯機の場合、1回の洗濯に使用する水の量は約120L前後にもなります。これはトイレの「大」を約10回流すのと同等の水量です。洗濯物はまとめて洗い、洗濯回数を減らすことを心がけましょう。また、節水タイプの洗濯機への買い替えも、長期的に見れば大きな節約につながります。 - トイレの大小レバーを使い分ける
大小のレバーを適切に使い分けるだけで、1回あたり数リットルの水を節約できます。些細なことですが、毎日積み重なると大きな差になります。
節約するには、節水タイプの洗濯機を検討するのもありだと思います。
基本料金は使わなくてもかかる
水道料金は、使用量に応じてかかる従量料金と、使用量に関わらず発生する基本料金で構成されています。つまり、たとえ水を全く使わなくても、基本料金は必ず請求されます。このため、節水努力だけでは水道代を完全にゼロにすることはできない点を理解しておきましょう。
水道代が平均より高いときにチェックしたいポイント

一人暮らしでは気づく事も、共同生活などでは「ほかの人が使っているのかも」という感覚が芽生えます。ただの使い過ぎなら節水を意識するだけで解決しますが、隠れた問題がないかを確認することが大切です。水漏れなどが発生している場合は早めに対処しないとムダにお金を払い続ける事になります。
漏水していないか確認
小さな漏水でも、月に数百円〜数千円もの無駄な支出になることがあります。以下の手順で漏水がないか確認しましょう。
- 家中の蛇口をすべて閉め、水を一切使っていない状態にします。
- 水道メーターを確認します。メーターのパイロット(銀色の小さな羽根のような部分)が動いていないかを確認してください。
- もしパイロットが動いていれば、どこかで水が漏れている可能性が高いです。
蛇口・トイレタンクの水漏れ
漏水が疑われる場合に、特に確認したい場所は次のとおりです。
- キッチン、洗面所、お風呂場の蛇口:水が染み出していないか、ポタポタと水滴が落ちていないか確認します。
- トイレタンク内部:便器の中にチョロチョロと水が流れていないか、タンク内の水が満水後に完全に止まっているかを確認します。タンクの蓋を開けて、オーバーフロー管から水が溢れていないかもチェックしましょう。
早めに発見して修理することで、無駄な水道代を防げます。
節水機器の導入を検討
手軽に始められる節水対策として、節水機器の導入は非常に効果的です。
- 節水シャワーヘッド:通常のシャワーヘッドに比べて少ない水量で同等の水圧を得られるため、シャワー時の使用水量を大幅に削減できます。
- 節水アタッチメント:蛇口に取り付けることで、水量を抑えつつも水の勢いを保つことができます。
節水シャワーヘッドや節水アタッチメントの設置は、簡単で即効性のある節水対策です。詳しくはこちらの記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
食器洗い乾燥機(食洗機)の導入も視野に
手洗いよりも食洗機の方が節水になるというデータもあります。高温で洗浄するため油汚れも落ちやすく、手荒れの心配も減ります。初期費用はかかりますが、長期的に見れば水道代と時間、労力の節約につながる可能性がありますので、ぜひ検討してみてください。

水道局・管理会社へ相談

漏水や異常が疑われる場合は、早めに水道局や管理会社に相談しましょう。漏水箇所によっては、修繕費用の補助金制度がある自治体もあります。また、信頼できる水回り修理サービスを活用することも検討しましょう。
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まとめ
この記事では、二人暮らしの水道代平均と、それを踏まえた節約術について詳しく解説しました。
- 二人暮らしの水道代平均は、月4,000円前後が目安
あなたの家計と比較してどうでしたか? - 都市部では比較的安く、地方や寒冷地では高くなる傾向がある
それぞれの地域が抱える水道インフラの事情が影響しています。 - 日々の生活スタイルの見直し
朝のシャワーの回数を減らす、料理や食器洗いは水をためて使う、洗濯はまとめて行うなど、水の無駄をなくす意識を持つことが大切です。 - 節水対策の導入
節水シャワーヘッドや節水アタッチメントなど、手軽に導入できるアイテムで効果的な節水を目指しましょう。
水は私たちの暮らしに欠かせない、電気やガスと同じく大切なライフラインです。当たり前に使えるからこそ、無駄にしない意識を持ち続けることが、家計にとっても環境にとっても非常に重要です。この記事が、あなたの二人暮らしの固定費を見直し、賢く節約するための第一歩となれば幸いです。

この記事が少しでも読者の方のお役に立てたなら幸いです





